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クラウドワークスやランサーズで地雷クライアントを見分ける7つのポイント!

青森にUターンして企業2年目! エンジニアが実際の受注経験から地雷クライアントを見分ける7つのポイントを解説します。

青森にUターンして起業し2年目。2016年はクラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングを上手く活用することが出来ました。普通のサラリーマンのお給料程度は毎月クラウドソーシングで稼いでいます。

クラウドワークス・ランサーズにはいわゆる地雷クライアントが多く、ブラックな仕事ばかりだと揶揄されることもあります。ですが素晴らしいクライアント様もたくさん居ますし、事実私もそういったクライアント様に助けられてきた1年でした。

そこでクラウドワークスやランサーズをこれから活用したい方、地雷にはまりたくない方のために、地雷クライアントを見分けるポイントをあげてみました。

私自身のクラウドワークス・ランサーズの使い方などは最後に解説します。ちなみに、システム開発に限らずライティングやチラシ作成等、色々手を出した実体験に基づきます!

【地雷1】 ○○制作。予算5,000円〜10,000円です

危険度:★★★ 見分けやすさ:★★★★★

  • 予算が安すぎです。少なくとも桁を増やして下さい
  • 仕事をとれない人、特に初心者は応募せざるを得なくなるのが悲しい
  • 「予算は応相談」として擬態していることもあり
  • あまりに相場からズレている場合は、知識がなくいわゆる丸投げパターンも多い

クラウドソーシングの性質上、どうしても安い案件が多いのも事実。ですが、限度がありますよね。こちらから価格を含めて提案することもありますが、最初は難しいですよね。

ぶっちゃけ「めちゃくちゃ足下を見られている」状態なんです。こういうのにも最低賃金など一定の基準が欲しいところです。

ただ、このパターンは本当に簡単な作業だけのパターンもあります。うまく見極めてさくっと終わらせたいところ。意外とこのパターンのクライアント様は、まっとうな方も多いです。

悲しいのは、初めのうちは実績がないため、価格無視でこういった仕事を受けざるを得ないことです。

普通に作成すると十数万~のアプリ作成を5,000~10,000円で募集しているクライアント、もちろん応募0です。こちらから予算を提示して応募することもありますけど、はじめから予算感にギャップがあると難しいですよね。

【地雷2】 【月20万円~も!】【時給○○円も可能!】←墨カッコであおってくる

危険度:★★★ 見分けやすさ:★★★★★

  • 2chのスレですか?
  • 誘い文句で煽ってくるパターンは、フタをあけると話が違うことがよくある
  • 実際はそんなに仕事がなかったりしてそんなに稼げない
  • はじめは時給が低い。典型的な初心者ホイホイが多い

そんなにうまい話はありません。

このパターンは「ライティング」「オンラインでのプログラミング講師」「ネットショップの画像編集」などが多いです。

誰でも簡単とか、報酬の多さをアピールしてきます。最近話題のDeNA系のライティングのお仕事募集分もこんな煽りでした。

「誰でも簡単」「初心者歓迎」「○○円以上稼げる!」などなど冷静になれば怪しいのですが、稼げないうちはやはりチェックしたくなりますよね。

この手のお仕事は入れ替わりも激しいらしく、やけに「無断でやめないでください」とか確認してきます。

ライティング系の仕事で月に10万とか20万も稼ぐのは、集中してかなりの努力をされているごく一部の方のみです。初心者OKで軽い気持ちで応募しても、数千円~程度がせいぜい。

ネット上でのプログラミング講師などもこのパターンが多いです。拘束時間が長い割には、シフトがあまり入れないので、そんなに稼げません。一番問題なのは、講師に丸投げで教育などがないこと。講師のスキルレベル依存であまりに生徒さんに悪いのですぐにやめました。

そんなにうまい話はありません。

【地雷3】 某有名企業のお仕事!学生歓迎!スキルアップのチャンス!

危険度:★★★★ 見分けやすさ:★★★

  • 「スキルアップ」できるから安く仕事をしなさいとせまってくる
  • 有名企業のお仕事?下請けの下請けの下請けの…
  • 予算が微妙に高い場合もある
  • インターンのような扱いで安く使い倒そうとしてくる
  • 謎の無報酬期間がある

「学生歓迎」などとしインターンとして働きませんかといった募集。平然と○ヶ月は無報酬だったり低賃金だったりする。クライアントが有名企業だからという承認欲求やミーハー気分に訴える作戦。

結果としてスキルアップすることは非常によいことだし、よくあることだが、スキルアップを目的として仕事をするのは本末転倒ではないか?

実際は、この手の仕事はフリーランスや少ない人員で受けると面倒な制約が多いだけで、やっかいなことが多かった。

個人的には、こういうあおりをしてくるクライアントは絶対に避けている。裏を返せば、こういうあおりでもしないと人を集められないのだろう。アルバイト募集で「アットホームな職場です」に通じる闇を感じる。

【地雷4】 ○○時間で終わる簡単なお仕事です♪

危険度:★★★ 見分けやすさ:★★★★★

  • 本当に簡単なお仕事も多い
  • ○○に詳しくありませんが、慣れた人なら○分で終わるお仕事です?

本当にごく簡単な軽作業の場合もあります。

「○には詳しくありません」「慣れた人なら○分で終わります」この文章の矛盾が大嫌いです。なぜ詳しくないと公言してはばからない人が、作業時間を類推できるのでしょうか。

簡単な作業であっても、確認等を含めると意外と時間がかかることもあります。よく注意してお仕事を受けましょう。

そんなに簡単で、すぐに終わるのならあなたがやれば?と思わずにいられません。

システム開発に限らず、Web系やデザイン系でもありがちです。

【地雷5】 ○○と同じものをお願いします(URLぺたり)

危険度:★★★★★ 見分けやすさ:★★★

  • いわゆる丸投げクライアント
  • 仕様は決めることができない
  • 確認しても「同じにしてください」「おまかせします」
  • アプリの動作を目で見て解析しろ?冗談じゃない
  • 段階ごとに細かくチェック必須
  • この手のクライアントに限って連絡に返信がない

 

募集文ではURLを貼っているだけとかひどいものもある。結構多い。Webサイトの見た目ならまだよい方で、アプリでもかなりある。

このパターンは、仕様の検討・作成に関わる費用や期間を考慮していないことが多い。それはなぜか。「同じものを作れば良いから。わかるでしょ?」これである。

応募する側は、参考があるなら大丈夫か?などと思ってはいけない。契約前にしっかりと確認が必要である。

アジャイル的な手法を適用すると、「イメージと違う」的なダメ出しが多いのも特徴です。きちんと仕様を決めてガチガチに行きましょう!?

 

【地雷6】 検収をなかなか行わないクライアント

危険度:★★★★★ 見分けやすさ:★

  • 「上司が忙しい」「棚卸しがある」色々理由をつけて検収をしない
  • 納品の段階になって、追加の要望をしてくる
  • 無限ループ

最初の段階で見抜くのはかなり難しいです。

あらかじめスケジュールを打ち合わせし、その通りに納品をしても検収が進みません。いわく、「上司のチェックに時間がかかる」「月末なので棚卸しがある」。だからなに?

後出しで追加要望を出してくる。ここはこういう風になりませんか?最初からいえよ。確認が漏れていた?知りません。

検収は一からやり直し。そして伝説へと続く・・・1.5ヶ月のプロジェクトが3ヶ月以上かかったことがあります。もちろん追加料金はありません。

仮払いをしてもらったとしても、検収が完了しない限り報酬を受け取ることはできません。こちらの弱みを突いたひどいやり方をしてくるクライアントもいるのです。

多くの仕事を同時に進めている企業なら他のプロジェクトで吸収できるでしょうが、小規模の組織では厳しいです。

 

【地雷7】 非常識・パワハラ・規約違反・犯罪行為のコンボ

危険度:★★★★★ 見分けやすさ:★

  • 契約前に電話やLINEの連絡先を求める(普通は規約違反)
  • そもそも募集内容が犯罪行為(マルチ詐欺など)
  • なぜかクレジットカードの登録を求めてくる
  • 成果報酬(規約違反)に持ち込もうとする(株取引、FX、アフィリエイトプログラムの作成)
  • 非常識な時間に、メールで連絡を求める
  • 謎の上から目線での説教。しまいには「技術を盗む目的か!」とのたまう

ある意味危険度が最も高いです。

犯罪のパターンとしては、ネズミ講・ネットワークビジネス勧誘があります。これは「初心者でも毎日5分から」「月数十万も」といった募集文で目を引き、たくみにLINEやSkypeで勧誘行為をしてきます。なぜかクレジットカードの登録もさせようとします。

一度興味本位で見てみたところ、海外のオンラインカジノ利用登録を促す、いわゆるネットワークビジネス系の詐欺がありました。本人たちは「違法行為ではない!」と必死にアピールしていましたが完全にアウトです。そもそも「違法行為ではない」というアピール自体がおかしいです。

次に、成果報酬を求めるパターンです。これも普通は規約違反です。わかりやすいのは、FXや株取引のソフト作成、アフィリエイト用サイト自動生成プログラムなど、無報酬で作成するよう求めてきます。ノウハウは提供するから、作成したプログラムであなたも儲けてね!ともちかけるパターンです。

成果報酬が規約違反だと知らない人は気をつけましょう。成果報酬の時点で詐欺だと思って良いです。ただ働きするだけです。まれに勘違いしている人がいますが、システムを作成した報酬は成果報酬ではありません。

成果報酬とは、「アフィリエイトのサイト作ってね。で、いっぱいお客さんがきて儲かったら50%儲けをあげるから、サイトはただでよろしく!」。こんなのが成果報酬です。

募集文ではわからず、よくよく話を聞くとこのパターンのこともあります。特に初心者は、「本当に儲かるのなら・・・」と引っかかる可能性があります。

最後は、非常識クライアントです。成果報酬とコンボで来る場合があります。成果報酬にひっかかるもう一つの原因として、他の仕事を紹介するからという誘い文句があるのです。

今まで一番ひどいクライアントの場合こんなのがありました。

  • 契約前に電話番号を求める。電話をこちらからさせての面接
  • 夜中に異常なほどメールを送ってくる。しかも業務とは関係ない質問

本契約前でこの状態。こりゃだめだ、さっさと仕事を辞退しようと思っていたところ・・・

  • 仕事が遅い、やる気が感じられないから契約をやめると連絡が来る(ラッキーと思った)
  • 渡りに船とばかり「ではやめます」と伝えると突然切れ出す
  • 普通は「もっと頑張るから続けさせてください」というものだと謎理論の説教
  • さては技術を盗む目的か?そうなら訴訟も辞さないから覚悟しろと脅してくる

関わりたくないですね。こちらは冷静に「まだお仕事をなにも受けていないこと」「そもそも盗むような技術情報を開示されていない」「一切そのような意図はない」といったことを淡々と伝えました。

相手も理解したようで、その後あっさり終了しました。ちなみにこの方からは、他の犠牲者に送ったとみられる間違いメールが届きました。やはり他の方にも同じようなことをしていました。(間違いメールは指摘の連絡をし、今後は間違いの指摘連絡をしないと伝え、メールを削除しました)

信頼関係ができる前に、安易に個人情報を開示しないようにしましょう。

成果報酬や犯罪行為の片棒を担ぐ行為はあとで必ずしっぺ返しがきます。私は絶対にお断りしますし、運営に通報しています。

 

【番外編】クラウドワークス・ランサーズの使い方がわからない

危険度:★★★★ 見分けやすさ:★★

  • ○○様専用依頼です。 メルカリですか?
  • 仮払い、検収の仕方がわからない→サポートに聞いてください
  • 謎の異常な長文募集、異様に短い募集

意外と最初はわからないパターンもあります。

私は、ランサーズの操作方法がわからないと聞かれなかなか困りました。結局Q&Aを調べてそのURLをメールしましたが、その時間は費用に含まれません。検収してもらわないとお金ももらえませんので結構危険です。そのクライアント様は大変良い方でしたので良かったのですが。

たまに見かけるのが「○○様専用依頼です」「○○様に連絡したいのですが、ご覧になっていますか?」本当に謎です。直接依頼がわからないのでしょう。前者はともかく、後者はぞっとしません。

いずれにしても、きちんと検収までしてもらわないと対価が受け取れないので危険です。

また、異様に長い募集文で読む気がまったくしないものもあります。反対に、異様に短いものもあります。「お願いします」とかだけですね。危険な感じしかしません。


【解説】クラウドワークス・ランサーズをどう使ってる?

私は、クラウドワークスがメインでランサーズをサブとして使っています。お仕事にもよりますが、両方に出しているクライアント様もいますし、使いやすい方を活用すれば良いと思います。

メインで受注しているのは、Android/iOSアプリ開発で、その他にWebシステム開発やWebサイト作成も受注しました。

割合としては「アプリ開発:その他=8:2」といったところです。現在は、ほぼアプリ開発がメインです。

Webシステム開発も最初は手がけていたのですが、ありがたいことに地元でのお仕事が増えてきたためクラウドワークスでのお仕事は得意分野に絞りこみました。

ちなみに過去にやってみたお仕事は以下のようなものがあります。

  • スマホアプリ開発
  • Webサイトデザイン・作成
  • Webシステム作成
  • サーバー構築
  • WordPress関連
  • イラストレーターによるデザイン作成(メニュー、看板、装丁など)
  • ライティング
  • エクセルによるデータ収集・調査結果のまとめ
  • オンライン講師
  • 画像編集
  • ネーミング(当選経験あり!)

【解説】コンペか、プロジェクトか

アプリ開発だとまずコンペ形式はありませんが、Webサイト作成をされる方であればデザインコンペなど有るかと思います。私は、基本的にコンペは応募せず、プロジェクトに絞りました。

個人的には、コンペはよほど突出した実力があるか、時間に余裕のある方でなければ難しいと感じています。

地雷クライアントとは?

以下のように、無茶な要求・非常識な内容での仕事募集をするクライアントを指します。

  1. 異常に安い単価での募集
  2. 依頼内容と実際の仕事内容に著しい差がある
  3. 一般常識に欠く対応(連絡が取れない、極度に高圧的、夜中に連絡を求めるなど)

クラウドワークスやランサーズは、クラウドソーシングという性質上「安く仕事を依頼したい」というクライアント様が多いかと思います。

このこと自体には異論はありませんが、「クラウドソーシングであれば二束三文で技術者を使い捨てられる」「顔が見えないのを良いことに、詐欺まがいの行為をする」「むちゃくちゃな内容の仕事を要求する」といったクライアント様が多いのも事実です。

地雷クライアントを回避することは出来るのか

前述の通り、様々なクライアント様がいるのは、クラウドソーシングでも実際に対面してのお仕事でも一緒です。ではなぜ地雷クライアントにひっかかってしまうのか?

1つは、仕事を探す側が「とにかく仕事が欲しい」という状態だからでしょう。

クラウドソーシングで仕事を探している人は、特に最初はなかなか仕事を受注できません。すると「多少単価が安くても良い」「多少むちゃな内容でも良い」となりがちです。

フリーランスの人や、ちょっとしたお小遣い稼ぎの人までたくさんの人が登録しています。今後、システム面でどうにかしてほしい部分でもありますが、今は自衛するしか有りません。

主にシステム開発・Web制作分野における地雷クライアントの見分け方についてポイントを解説しました。誇張しすぎでは?と思っている方もいると思いますが、実体験です。

 

地雷クライアントを避けるには、やはり契約前の打ち合わせが重要です。仕事ほしさに自分のスキルをごまかしたり、懸念材料をほうっておくと大変なことになります。

契約前に、しっかりと伝えるべきことを伝えましょう。クライアントからのお返事を見れば、一発で地雷と判断できることもあります。また、受注する側の姿勢がクライアントを地雷化させることも多いのも事実です。

本質的にはクラウドワークスやランサーズの仕組みで対処してほしい点も多いです。特に犯罪行為や著しい規約違反などのクライアント対策はなんとかしてほしいところです。

相手の要望をよく確認しましょう。予算が必要ならばきちんと伝えます。もちろん予算ありきであれば契約に至らないケースも多々あります。場合によっては仕事をとるために低予算でうけることもあるでしょう。

伝えるべきことや疑問点、不安点を明確にしておくことが地雷回避につながる一番の方法だと思います。契約前ならいくらでもやめられますからね!

そうして契約したクライアント様とは、その後も長くおつきあいできています。身に余る感謝の言葉を頂いたりもしました。

皆さんもクラウドソーシングを賢く利用して、来年もよいお仕事をしましょう!